消費者志向自主宣言 活動報告書

消費者志向自主宣言活動報告書

 

2020年4月23日

株式会社日誠産業

代表取締役 平尾昭一郎

基本理念

株式会社日誠産業は、環境保全活動を通じて、人や地域社会、地球環境への重要な貢献と認識し、環境に配慮した持続的な活動を全社員で取り組んでいきます。

方針

当社は、事業活動とその製品が与える環境負荷の低減、また消費者視点に立ち、持続可能な社会の構築に向けた経営活動を目指します。

2018年8月6日〜2020年3月31日消費者志向自主宣言活動報告

 1.経営トップのコミットメント

お客様の声を常に聞くことで、満足してもらえる魅力ある製品・サービスを提供いたします。


【主な取組・成果】

日本最大級の環境展示会「エコプロ2018」、「エコプロ2019」に出展。2012年に初出展後、7年連続の出展。様々なステークスホルダーと対話ができ、また当社の環境に配慮した持続可能なリサイクル製品やサービスを発表する場となっています。

(エコプロ2019)


  1. コーポレートガバナンスの確保

事業活動を通じて得られたお客様の声は、社内で共有、今後の事業活動に反映していきます。


【主な取組・成果】

平日毎朝関係各所が集まり、日々の業務報告や進捗、またお客様の声を共有しております。迅速かつ柔軟な対応を行うことで、魅力ある製品・サービスの提供に努めています。


3.従業員への積極的活動

お客様と直接対話をすることで、従業員の意識向上、またお客様視点での活動に努めます。


【主な取組・成果】

取引先はもちろんのこと、小学生や市民・消費者・一般団体、また業界団体等の幅広い企業・団体の工場見学を受入ております。その際、各グループ(少人数)に分かれて案内を行うことで、たくさんの当社社員が自社工場の説明を行っています。その際質問や意見を聞くことで、自社の製品・サービスの向上に役立っています。また見学の際、紙パックリサイクルの重要性等についても説明を行い、リサイクル活動の普及啓発活動もあわせて行っています。

(工場見学)


  1. お客様対応部門と他部門との有機的な連携

各部門が日常的に情報共有することで、経営課題に対応します。


【主な取組・成果】

平日毎朝関係各所が集まり、日々の業務報告や進捗、またお客様の声を共有しております。経営課題に対して積極的な取組を行い、改善に繋げております。


5.消費者への情報提供の充実・双方向の情報交換

お客様への情報提供は、ホームページ・カタログでの情報発信、工場見学・イベント参加等で、相互コミュニケーションを可能な場を設けていきます。


【主な取組・成果】

ホームページやFacebookでの情報発信を積極的に行っております。また工場見学も要望があれば可能な範囲で受入を行っています。地域のイベント参加、展示会での情報発信、またカタログ配布等もあわせて行っています。イベントでは、一般の消費者を巻き込んだ参加型、循環型のリサイクル活動を展開。消費者が持参した紙パックをトイレットペーパーと交換、再商品化したものを利用してもらうなど、イベントの参加を通して活動の意義を深め、活発な活動にしています。

(イベント)

工場見学では、可能な限り家庭で使用済の紙パックを持参頂き、当日見学の際持参頂いた紙パックを原料として投入してもらい、実際のリサイクル体験してもらうことでリサイクル活動の推進に繋げ、また紙パック配合のトイレットペーパーを土産に持って帰ってもらい、家庭から持参した紙パックがこのような製品になったことを再度家庭内で話題にしてもらうことで、継続的な活動に繋げています。

(工場見学)

FSCフォレストウィークに参加。森林保全や地球環境の大切さをFSC加盟大手企業と連携。連携していることで大きな発信力となります。また参加企業の大手流通スーパーでも訴求イベントを開催。各企業の取組みを消費者に直接発信。また直接消費者と会話することで、双方向の情報交換に繋げています。

(FSCフォレストウィーク)

エコプロでは当社のみならず、当社取引先にも当社ブースで行うトークセッションに参加いただくほか、各企業・団体の取組み発表をして頂き、広くみなさまに情報発信するとともに質問を受けており、毎年人気のイベントとなっています。

(エコプロ2019トークセッション)


6.消費者・社会の要望を踏まえた改善・開発

市民・業界・環境団体等の活動に積極的に参加することで、より良い製品・サービスの提供に努めます。


【主な取組・成果】

下記団体に加盟。継続的に参画。様々な意見交換や情報交換を行うことで、より良い製品・サービスの提供に繋げています。

また「紙パックリサイクルの普及啓発の推進」、排出者が廃棄物をリサイクルして商品化、排出者が再び利用する「循環型リサイクルの実現」、平和への社会貢献活動として「広島折り鶴・平和への昇華活動」等、当社独自の様々なストーリー性がある活動を特に推進しています。

集めて使うリサイクル協会http://r-kyokai.org/

LL紙パックリサイクル推進研究会 http://ll-pack-recycle.org/

上勝ゼロ・ウェイストアカデミーhttp://www.zwa.jp/

牛乳パック再利用マーク普及促進協議会 http://www.packren.org/mark/index.html

酒パックリサイクル促進協議会http://r-kyokai.org/P.confer/PC-TOP.html

全国牛乳パックの再利用を考える連絡会http://www.packren.org/

全国牛乳容器環境協議会http://www.yokankyo.jp/

全国清涼飲料連合会 http://j-sda.or.jp/

とくしまSDGs未来会議 https://tokushima-sdgs.org/

日本エシカル推進協議会 http://www.jeijc.org/

 

また当社の様々な取組や活動を評価頂き、下記の成果がありました。

2018年8月、消費者庁ホームページのエシカル消費取組事例として、当社事業活動が事例に掲載されました。

http://www.caa.go.jp/future/project/project_004/pdf/project_004_180817_0004.pdf

2019年5月、第1回「とくしまエシカルアワード」を受賞。500名以上集まる会場で、当社の取組みや事例を発表しました。

(とくしまエシカルアワード)

2019年6月、トルコエルドラン大統領夫人と、ゴミ・リサイクルについて意見交換会を行いました。

(意見交換会)

2019年6月、とくしまSDGs未来会議が発足。発起人・理事として参画。地元徳島でのSDGs普及にも尽力しました。

2019年11月、環境省主催「第7回グッドライフアワード実行委員会特別賞エシカル賞」を受賞。地元徳島はもとより、国内でも当社の活動がエシカルな活動として認められました。

(グッドライフアワード)

2020年2月、「第5回ACAP消費者志向活動章」で表彰。消費者志向自主宣言を実施する中、消費者連動の当社活動が評価されました。

(ACAP消費者志向活動章)